代々木公園でのレッスンの感想
こんにちは、高椋です。先日、「アレクサンダー・テクニークの使い方 トレーニング編」を書いた後、代々木公園でAT+トレーニングの実験を行いました。雪がパラつく最低のコンディション&急な告知にもかかわらず、昔FUNに来てくれていた方が参加してくれました。
その方から感想をいただいたのでご紹介させていただきます。
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拍手の音がしたら歩くのを止めて ”ある動作” をする。小学校の体育で強制された「気をつけ」「前にならえ」みたいな感覚でやっていたら、体が固まってることを指摘されました。今までの習慣から自由になることが、エクササイズの目的であることを聞いて、面白いと思いました。
体を主体的に使うように、拍手の音を命令のように受け取るのでなく、自由意志で応じたり無視したりしてよいと言われて、それを楽しみながらやっていると、いつの間にか心身が驚くほどに軽くなり、私は自分の身体の所有権を取り戻していました。
先程までは体中がとても辛かったことを伝えたくて、ダラダラと呪詛のような愚痴を言い始めてしまったら、ストップを掛けられました。大空の下で周囲を見回し、鳥の声や風の音に耳を澄ませ、土の感触を味わうということをしてみると、ネガティブな記憶はもうどうでもよくなっていました。盆の窪のあたりを伸ばして、頭を調整してもらったらグラウンディングとセンタリングが出来ていて、不安と不満は消えていました。
僅かに動いただけなのに、体調も心境も我に帰っていました。
屋外の練習っていいものですね。あんなに寒いのに嬉々として皆やってましたね。自然の中って素晴らしいですね。(Y.Tさん)
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今回は生徒さんの動きをみて、鍛えるという要素はほとんどいれませんでしたが、心身を整えるという部分は感じていただけたと思います。
寒い中、お越しいただきありがとうございました。