「歩く」その①
先日のアドバンスクラスでは『歩く』をテーマに取り上げました。
今回もいろんな動画から模倣・分析・実験を行いました。
さて、その動画からいろいろと面白い事が見えてきたので今日はそこのところをシェアしていきたいと思います。
まずはこちら
①現代日本人が歩く様子(2分30秒くらいから)
https://www.youtube.com/watch?v=2RMac5–Pl8
これは、なじみがありますね(笑)
②現代の西洋人の歩き方
疲れてません?ちょっと固い感じがします。現代の日本と似てますね。
③マリ(アフリカ)の人が歩く様子(2分くらいから)
すっとしていながら緩んでいる人が多いです。特に、頭に物を載せて歩いている人の様子を見ると、上半身が揺れてバランスを取っているのが見えます。
①と②は身体を固めて前めて、頑張って前に進んでる感じ? 疲れている感も見えます。
③の歩き方は頭と脊椎が自由になっていて、上に向かってすーっと伸びて行く感じがあります。楽そうですね。
取り上げた日本やロンドンの動画が通勤時間の様子ということで特に急いで目的地に向かっているという緊張が含まれいると思います。
田舎と都会、休日と平日では歩き方に差がでてくると思いますがいが、最近の日本は忙しくていつも時間に追われている人が多いので、それが習慣になっている部分はあると思います。
数年前に友人がバングラデシュから生徒をつれて来た時に一緒に街を歩いたのですが、身体の使い方やリズムが違いすぎて違和感ありありだったのが凄く面白かったですね。
日本に長年住んでいる外国人の方はとけ込んでいてあまり目立たないと思います。
自分もバングラデシュに行った頃は逆に固い身体の使い方で目立っていたんでしょうね(笑)
最初はいい意味でも悪い意味でも街を歩けば声をかけられまくってましたから。
1年ぐらい過ぎた頃からは街を歩いていても声を掛けられることもなくなりましたが、逆に日本に帰ってきた時に凄く違和感を感じたことを思い出しました。
心理や模倣に加えて、周りの環境などいろんなものから影響を受けている歩き方や佇まいですが、無意識に影響を受けて固まるのではなく、自分でラクな歩き方を選べるようになるといいですね。
次回はいつ頃から日本人の歩き方が固くなったのか?についてレポートします。
おまけ バングラデシュの様子