こうじのカレー道②
こんにちは、高椋浩史です。今日はカレーの話2回目です。
そもそもなんで僕がカレーにハマったのかという話なんですが、僕は以前、青年海外協力隊でバングラデシュにサッカーを教えに行っていました。
2年間の滞在だったのですが、ほぼ毎日3食カレーを食べていました。
最初の1年目は近所の庶民向けの食堂で、朝はポロタ(発酵させずに、鉄板で焼いたパン)とカレー。昼はご飯と、肉or魚カレー+野菜カレー、夜もだいたい同じ店でご飯とカレー。
時々、他の店でも食べていましたが、このような食生活をしていました。
たまに、高級なレストランに行ってリッチなカレーを食べることもあったし、リキシャ夫がたむろしている店に入ったときは、ご飯がゴムのようでとてもまずかったり。また、道ばたで売っている食べ物も一通り食べました。
そして、2年目。
道ばたで果物を売っていたおじさんと仲良くなり、ぽろっと「料理と掃除をしてくれる人いないかなー?」と話したところ、凄い勢いで近所の掘建て小屋に連れて行かれ、ベグンさんというおばさんを紹介してくれました。
その勢いに断ることもできず、まあいっかと来てもらうことにしました。
それからは、朝、近所の市場に出かけて食べたいものを買ってくることが日課になりました。
コールドチェーンがないので、牛、水牛、やぎなどは早朝に道を歩いて市場にやってきます。(笑)
鶏も生きているものを選んでさばいてもらう。魚も生きているものが多かったです。
そして、ベグンおばさんがやってきて、2時間ぐらいで掃除と昼と夜の分のカレーを調理してくれました。
時々、作っている様子を覗いたりもしたのですが、当時は上手く作れなかったです。
でも、僕のカレーのルーツはこの時のベグンおばさんの味が元になっています。
ちなみに、ベグンおばさんのカレーは毎日食べてもまったく飽きませんでした。
写真は6/1(日)に作ったカレーです。 鶏肉とナスのカレー、ダール(豆)、人参とジャガイモのバジ(炒め物)、オクラのバジ、カブの葉バジ、トマトのボッタ(マッシュ)