FUN!の教師養成の特徴は?
アレクサンダー・テクニークの教師になるには
教師からのメッセージ

FUN!の教師養成の特徴は?

身体を動かしながらF.M.アレクサンダーの発見を探求することを大事にしています。

・繰り返される動きの質が身体機能に影響を与える。
・心と身体はひとつである。
・”習慣”に待ったをかける!
・感覚は動きのガイドにはならない。
・意識で動きを方向づける。
・頭と脊椎が自由に動くこと。
・結果に集中する VS プロセスを大事にする。

楽しく身体を動かして、これらの概念を体験的に探求しましょう。

心が軽くなる = 身体が自由に動く  を目指して。

動ける服装でご参加ください。

アレクサンダー・テクニークの教師になるには

まずは、「アレクサンダー・テクニークを学ぶプロセス」をお読み下さい。→こちら

FUN!でアレクサンダー・テクニーク教師になるには以下のようなプロセスを辿ります。

①まずは自分のために学び続ける段階
それまでの経験によってアレクサンダー・テクニークの上達のスピードは一人一人違います。例えば、いろんなワークを通して自分の身体と対話してきた人であれば、かなり早く学べると思います。一方で、ただ早ければいいと言う訳でもなく、トレーニングを通じていろんな経験をすることが教えるときに役に立つことも事実です。

また、最初のうちはたくさんレッスンに参加して教師からのサポートを受けたいと思う人もいるだろうし、時間はかかってもいいので自分で探求しながら進んで行きたいという人もいると思います。という訳で、まずはベーシックのクラス、アドバンスのクラスを自分の都合や目標に応じて受けてください。

②教師を目指すことを決めたら、その旨を私(高椋)に伝えてください。毎月最低1回はディレクター(高椋、田中)のアドバンスクラスに出席していただくことになります。追加のクラス参加はみなさんの都合や目標に応じて決めてください。

自分でアレクサンダー・テクニークを使えるようになってきたら、ディレクターが”教える練習を始めていいですよ”と伝えるので、アドバンスのクラスの中で教えることを練習していただきます。

教師のサポートなしで十分に教えることができるようになったら、ディレクターからアセスメントを受けていただきます。
合格したら修了です。(アセスメントは1回1時間・8000円×3教師を予定しています。)

*アレクサンダー・テクニーク教師の国際認定を取得したい方はATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)のアセスメントを受ける為の推薦状を発行いたします。各自でATIのスポンサーとコンタクトをとってアセスメントを受けてください。

以上のようなプロセスを経て、教師としての第一歩を踏み出すことになります。

そして、教え始めてからがまた新たな探求の始まりです。

生徒に教えるということは、それまで以上にアレクサンダー・テクニークを使わなくてはいけないし、毎レッスンが真剣勝負です。

好奇心、探究心を持ち続け、卒業後もブラッシュUPし続ける事も、FUN!の教師に求められる資質です。

<FUN!の教師養成で求められること>
私達がAT教師に必要だと考えている要素は、手や言葉を使って教えられる、グループレッスンを教えられる、アレクサンダー・テクニークを言葉で説明することができること、解剖学の知識があること、教師としての適正があること、教師にふさわしい倫理観を持っていることなどです。

<その他>
*最初の3ヶ月間は仮登録期間となります。教師と生徒の双方が今後も一緒にアレクサンダー・テクニークの探求を行っていきたいと同意した場合、正式にトレーニングに登録されます。

*教師認定を受けないうちにAT教師及びAT教師を連想させる名称での営業行為を行わないでください。

<スケジュール>

各クラスのテーマと内容はこちら→ アドバンスクラス

*田中千佐子のクラスは講師の都合により暫くの間、お休みさせて頂きます。ご了承ください。

教師からのメッセージ

高椋浩史(たかむくこうじ)

僕は「アレクサンダー・テクニークは人が自分を自由に表現することをサポートしてくれる道具である。」と思っています。

道具は使ってなんぼです。実験室から持ち出して、実生活や人生で起こることに積極的にアレクサンダー・テクニークを使って遊んでみましょう。

レッスンのない日には、アレクサンダー・テクニークをポケットに入れて世界を探検してきてください。

いろんな刺激に対して、自分はどのように反応しているでしょうか?

自分の在り方が変わると、世界はどのように変わるでしょうか?

土曜のレッスンにはそこで体験してきたことを持って来てください。

自分の中から湧いて来た疑問や好奇心が学びをリードしてくれます。

世界の中で自分が自由に楽でいることを選べるようになると、教えることが視野に入ってきます。

アレクサンダー・テクニークを使って一緒に探求しましょう。

<キーワード> 好奇心、遊び、自立と自律、動きのレッスン、流れをデザインする、他者・世界との関係性、グループティーチング、教えること・学ぶこととは?など

田中千佐子(たなか ちさこ)

<追求しようとしている事>
*アクティビティ:自分の小宇宙の中で、外の宇宙の中で色々な刺激に自分自身(眼、意識、注意なども含んで)どのような心身の反応をするのか?〜神経生理学、心理学、身体的な反応に気付いていく。そしてほんのちっちゃな距離、間(ま)を反応の間に置く。
例えば呼吸、吐いた後、吸う前にちょっと間を置く。吸った後、
吐く前にちょっと間を置く。この間を思うと自分の体、感覚、感情は
どうなるか?そうしたら次に何が起こるか?
きっと何か新しい扉を開ける事ができるかも知れない。
*「ここに居る」という身体と心が一緒にいる実存感を動きの中で、さらに個体発生と系統発生という「進化」の過程の中でとらえる。
*刺激の中で大きな比重を占める眼、視覚と身体の動き、心の動きの関係性を追求する。
*テーブルワークの経験。必要か不必要かの前に経験してみること。

<追求姿勢>
生徒さんと共鳴しながら共に成長し、新しい扉を開けるワクワク感を一緒に喜び楽しみたい。心の、体の壁を一枚、一枚タマネギの皮をむくようなレッスンをすすめたい。タマネギの皮をむくときの涙は嬉しい、楽しい、晴れ晴れとした涙。