コングレスでの学び、ライダウン

こんにちは。火曜日夜を担当している滝波日香理です。
久しぶりのブログ投稿となりました。

今年の夏は、アレクサンダーテクニークのコングレスに参加しました。
コングレスは世界中のアレクサンダー教師やトレーニーが集まって
学びを共にする大会で、3年に一度開催されます。
今年の開催地はアメリカのシカゴ。参加者の数は約600人というから、
かなり大きいイベントだということが分かります。

私は今回が初参加でした。
行く前は不安もたくさんありましたが、行ってみたらみんなフレンドリーで、
あたたかい雰囲気に不安など一瞬で吹き飛んでしまいました。
心配事の一つだった英語は、うまく話せるかどうかは誰も気にせず、
「学びたい」という思いがあることに、みんな関心と敬意を払ってくれて、
惜しみなく色々なことを教えてくれました。

今回のコングレスで学んだことのひとつが「ライダウン」です。
これはその名の通り、仰向けになって膝を立てた状態で横たわるワークです。
地面に体をあずけることにより背中が長く広くなるのを助けてくれ、
首や肩、腰などの固くなっている部分が自然とゆるんでいきます。
また、背中の下に広い支えがある状態で手足を動かしてみると、
自分の緊張パターンに気づきやすくなるし、
不慣れな動きの方向性にも安心してトライできます。

ライダウン、これまでも教わったことはあったけど、
トレーニングとして実践はしていませんでした。
って言ったら「オー、ノー!」って感じで驚かれてしまいました。

じゃあ、ほかの人たちはどれだけやっているのかなと思って、
何人かに質問してみたところ、一人のアメリカ人の女性が
こんな話をしてくれた人がいました。
「私も生徒にライダウンを教えるけど、実践する人もいればしない人もいるわ。
でも1年後、続けている人とそうでない人では明らかに体に違いが出るのよ」

その話を聞いてから、1日2回のライダウンが私の日課になりました。
朝の出勤前と帰宅後に、1回15分程度。時間がないときは3分だけでも。
それを習慣にして1ヵ月…最近、ある変化に気がつきました。

それは、日々の生活の中で「疲れる前に休む」ができるようになったこと。
私の習慣として、限界まで頑張ってしまうところがあったのですが、
最近は「このへんでやめておこう」ができるようになりました。

よく「もう少し頑張れる」と思ったら、それが「休め」のサインと言いますね。
その裏には「ちょっと疲れてるけど」という体の声があるわけですが、
1日2回、休む練習をすることで、その声がよく聞こえるようになりました。
もちろん、状況によっては休まず頑張り続けることもありますが、
それも、以前よりは意識的に選ぶようになった気がします。

「疲れない体」というと、姿勢のバランスに無理がないとか、
筋力に頼りすぎない体の使い方ができるということもありますが、
自分の状態に気づくことができて、適切な休息を取れるというのも
とても大事なことだなあと思います。

この見えない変化が、やがて見える変化に変わっていくのだと思うと、
ライダウンという一見地味なワークがじわじわと楽しい今日この頃です。

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